ピンクリボンアドバイザーがこたえます
もっと知りたい、がん患者さんの気持ち

家族や周りにどのようなサポートを望みますか?
抗がん剤治療中は、だるさで歩くこともつらいため、通院の際の車での送迎や外出が出来ない時の買い物など。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:4年)
家族は高齢の父と兄でしたので、とくにサポートは望みませんでした。友人の一人が親身になってくれて、父や兄に頼めないことでもいってほしいと声をかけてくれたのが嬉しかったです。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:9年)
サポートが必要な状況にはならなかったので、望みもありませんでした。どちらかといえば「大丈夫だから放っておいて」という感じでした。もともと自立心が強いほうだからだと思います。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:8年)
何気ない気づかい。見守っていてほしい。「大変でしょ、大丈夫?」と聞くより、「何か手伝えることはある?」と聞いてほしい。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:3年)
治療を受けるのは本人ですが、家族が治療の内容を理解してくれていると力強いです。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:1年半)
アドバイスなしで、ただただ話を聞いてもらえること。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:4年)
家族には変わらず接して欲しいです。
私はリンパ節を切除し、手術後に腕が上がらなかったため、入院中の洗濯などは助かりました。また、抗がん剤治療中の食事は食べられるものがそのつど違ったので、迷惑をかけたと思います。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:10年)
同じ気持ちで寄り添い、いっしょにいてくれるだけでいい。時々気にかけてほしいですが、アドバイスはいりません。
(体験したがん種:子宮頸がん 告知を受けてからの年数:7年)
告知をされた後から自分の病気を受け入れるまでは精神状態が不安定で、急に不安を感じて夜眠れなくなったり、泣いてしまったりすることがありました。そんな時、何も言わずにそっと抱きしめてくれたり、背中をさすってくれたりと夫が優しく支えてくれたことは、治療を受け入れ、治療に前向きになったきっかけになりました。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:4年)
はじめて病院を受診したときから治療終了まで、通院時は毎回夫が付き添い、主治医の話も一緒に聞いてくれました。ただでさえがんと言われて動揺しているなか、次から次へと検査をしたり、治療方針を決めたりしなければならず、夫がそばにいてくれたことはとても心強かったです。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:1年)
優しい言葉がけをしてほしいです。
(体験したがん種:乳がん 告知を受けてからの年数:1年未満)